栗鼠さんのミニガウリナ観察日記v



ミニガウリナ観察日記。

「○月×日(晴)
今日は、駄菓子屋さんのおまけでミニミニガウリナをもらった。せっかくだから夏休み中観察しようと思います。」


ミニガウリナ観察日記。

「○月□日。(雨) 
今日は朝から雨が降っている。外に出れないリナちゃんはイライラしっぱなしだ。
とりあえずこれ以上部屋に穴を開けられても困るのでケーキでご機嫌をとってみた。
「あ、あたしのいちごー!」
「俺にもすこしくらいくれよ」
「やだ、やだ返せ返せー!」
「もう食っちゃったもん。」
「うぅ〜ガウリイ…」
「そんなに食いたかったのか?」
「…うん。」
「じゃぁ食わせてやるよ♪」
「へ?」
そういうとガウ君はリナちゃんにディープなチューをしました。
「味のおすそ分け♪」
「あ、あんたって馬鹿は!!」その後怒り狂ったリナちゃんがまたお部屋に1つ穴を開けました…。


ミニガウリナ観察日記。
「×月△日(快晴)
 昨夜はガウ君とリナちゃんに阻まれ、観察はしぶしぶ諦めた。
でも今日強い味方…っぽいものが当たった。ミニアメさんだ。
「いいですか!ぜーったいにガウリイさんとリナさんの愛をこの目に焼き付けなければいけません!え?覗きは悪?何を言ってるんですか!これは立派な趣味と正義です!」と力説するので、頑張って観察してみました…お部屋に穴がまた増えました。ミニアメさんも焦げました。


ミキサーミニガウ…<○月□日 晴れ 今日は久しぶりに出したミキサーが壊れてしまって全然使い物にならない。これじゃぁ料理ができないので、ミニガウさんに協力してもらうことにした。「剣持って回ればいいんだな?」お願いしますとミニガウさんをミキサー代わりに代用。でも勢いあまってお鍋もすっぱり…「あぁぁぁぁ!あんたあたしのご飯になんてことすんのよ!」とリナちゃんのとび蹴りが。ごめんね、ミニガウさん。ちゃんとミキサー買ってきますと謝りつつとりあえず空腹の二人に別の食事をあげて今日は勘弁してもらった。

某チャット中に突如始まった栗鼠さんのミニガウリナ観察日記に、釣られて私もいっちょかみ♪↓


ミニガウリナ観察日記。
「○月△日。(曇り) 今日は大変な一日だった。
この間駄菓子屋さんで貰ってきたミニガウリナのうち、リナちゃんがおうちから脱走してしまったのだ。昨日お散歩に出してやれなかったのがストレスだったのか、呪文でおうちの壁に穴を開けて脱走。
・・・どうやらお宝を探しに言った模様。
 ふと思いついて、ジュエリーケースを覗いて見たら、アメジストの指輪を枕に眠るリナちゃんと、その傍で幸せそうに座っているガウリイ君を発見。
リナちゃんをそっとおうちに戻そうと試みるも、ガウリイ君に「もうちょっとだけ寝かせてやってくれ」と頼まれては断れずに、結局夕方までそのまま好きにさせておいた。
・・・リナちゃんは、私の指輪を返してくれなくって困る。どうしようかな・・・」



 ミニガウリナ観察日記。
「×月○日。(曇りのち晴れ) 今夜はヤケにガウリナハウスが静かだ。
そっと窓から中を窺おうとしたら・・・ガウリイ君の指弾が飛んできた(涙)
 鼻先に当たって痛がっているうちに、ガウリイ君にカーテンを閉められてしまい
完全に観察不能になってしまった。
・・・懲りずに天窓から覗こうとしたら、こんどはリナちゃんのファイアーボールが飛んできた。
前髪と眉毛がちょっぴし焦げたのでこれ以上のちょっかいだしは諦める。
・・・部屋の片隅で静かに音を拾ってみると、微かな衣擦れの音と、・・・いや、これ以上記述するとこの観察日記まで燃やされてしまいそうなので割愛しておこう。


ミニガウリナ観察日記。
「○月☆日。(晴れ時々曇り)
夏が終わり、徐々に夜の空気が冷たくなってきた。 その所為か、リナちゃんの動きが悪くなってきている模様。夜が近づくにつれ、ガウリイ君がやれ「温かい飲み物をくれ」とか「もう一枚毛布はないか?」なんて甲斐甲斐しく動き回っている。その様子があまりにも微笑ましいので、「じゃあ、少し早いけどヒーター入れようか?」と聞いてみたら「それはいい」と意外な返事。
喜んでくれると思ったのに・・・と、夜中にこっそり天窓から中を覗いてみたら。
そっか、そりゃまだいらないわね。 気配を読んだのか、こちらを睨みつけてくるガウリイ君には声を出さないで「邪魔しないから、ごゆっくり」と伝えて観察終了。
そりゃまだヒーターはいらないだろう。 ベッドで寄り添う二人にこれ以上は野暮ってものだ。
・・・真冬になったら、おそろいのパジャマをプレゼントしてあげようかな。

ミニガウリナ観察日記。
「◇月○日。(今日も一日中雨)
今日は寒くて天気も悪い。いや、天気が悪いから寒いのか。
とにかく今日はリナちゃんのご機嫌が悪い。すこぶる悪い。一触即発な位、めちゃめちゃ悪い。
隣で剣の手入れをしているガウリイ君もなんだか心配そうだ。「こうも閉じこもりっきりじゃ、気が滅入ってしょうがないわ」手の中で光る珠を弄びながら・・・って、リナちゃんそれファイアーボールじゃないでしょうね!?
「お散歩できないのなら、何か退屈しのぎが欲しいわね」にっこりと、しかし不穏な何かを滲ませたリナちゃんの笑顔が・・・すっごく恐ひ(涙)
「じゃ、じゃあちょっと待ってて!! なにかないか探してくるから」
慌ててリビングに向かった私はあるものを持ってガウリナハウスへ。
「これじゃダメ?」恐る恐る差し出したのは・・・狐さん特製ジャンボプリン。(ううっ、これ、あとでゆっくり食べようと思ってたのに)
二人の身の丈よりも大きなプリンなら、攻略し甲斐があるだろう。
「いっただきま〜す♪」嬉しそうにプリンに挑みかかるリナちゃん、どうやらご機嫌は戻ったようだ。

明日ももし雨だったら。
ストレス解消用の「盗賊A、B、Cセット」を購入した方がいいかもしれない。
それとも「ヌンサ、ラハニムセット」の方がいいのかなぁ・・・。


・・・この日記は予告なく増殖する可能性がございます(笑)


 栗鼠さん、掲載許可をくださってありがとうございます!!