モル、あっさり回復に向かってます。
水曜日に病院で麻酔しての全身チェックの結果、どこにも異常なし。という判断が出まして。
これはもう、本人の気持ち次第だろうという結論になったんですよ。
レントゲン１枚５０００円×２、麻酔３５００円に再診料その他で〆て約１５０００円。
みったん、元々保護モルだったのに、我が家で一番お高いモルになってしまいましたｗ
んで、帰宅後どうしたもんか、ずっとふやかしペレットで行くのか、暑さが原因ならクーラー入れるか、工事の音は消しようがないし…とキャリーケースからミツさんを出して家に戻すと。いきなり牧草わりわり食べだしたんですよ。
全身チェックの際に口内清掃して口の奥に溜まっていた食べかすを除去したのが良かったらしいです。まだ普段通りの食事量、とまでは行かないのですが、自発的に食べてくれるものが増えてきたので、夜の添い寝は必要なさそうです（笑）
ご心配をおかけしました＆お気遣いありがとうございましたｖ

あとは原稿が・・・（滝汗）状態ですので、もうちょっとだけ沈没してます。
浮上したらなにやら更新いたしますので、６月までお待ちいただきたく・・・（とぷんっ）

某原稿作成と、モルの看病の為しばらくの間お話の更新はできそうにありません。
モルさんは明日診察に連れて行くのですが、予想では不正咬合…それも臼歯。麻酔して削ってもらわなくてはならなさそう。現状は食欲が減退しているので針なし注射器でのふやかしペレット強制給餌で凌いでいます。とにかく少しでも多く食べてもらわないと胃腸のバランスが崩れてしまうので、数時間おきにやってます。これがまた、嫌がるんですわ…口の中が痛いんだろうけど食べないと最悪死に至りますんで心を鬼にしてやってます。とにかくちょっとでもくえ、ミツ。
水は自力で飲んでくれるのでまだマシなんですが、牧草を食べてくれないのがとにかく痛い。
歯が伸びすぎているのに、痛むから歯を使わない、柔らかなものしか食べなくなる＝症状悪化。
状況が改善したらひとまずペレットの量を減らして、硬めの牧草を多く食べさせなくちゃ。

拍手ＳＳ、お読みくださってありがとうございます。
とても嬉しいです。申し訳ないのですが、メッセージへの返信は少々お待たせしてしまいます。が、後日必ず返信させていただきますので。

なんだか楽しい夢を見ていた気がします・・・ああ、もう２日経っちゃったんだなとがっくり来過ぎて夢にまで見てしまいました。

土、日のオフ会、非常に楽しくてカオスでした。
土曜日は先に栗鼠さん空さんと合流して、栗鼠さんが栗鼠ぐるみをゲットするのを見守ったり、一緒に空さん作のご飯をいただいたり栗鼠さんハピバ、サプライズしたりしてるうちに、いざ、夕方。
カラオケ前に初、生弓子さんと生美空さんにお目にかかる。
美空さんは昨年のオンリーでお会いしていたけど弓子さんとは本気で初対面に近い。
ので、どきどきしながら待ち合わせの駅に向かって・・・たしかに存在感半端なかった。
即反応して栗鼠さんと喋りだす弓子さん。この二人は魂の双子だと実感。
みんなチャットのノリそのまんまです。
あ、美空さんだけは違ったよｖ　＜メールの印象そのまんまｖ
んで、かるくたこ焼き食べてカラオケ行って喋って騒いで歌って・・・ってやってたんですけどね。
マイク通した声よりもでかい栗鼠さんと弓子さんの話し声に驚愕。
スケブにサインをと言う美空さんに弓子さんと栗鼠さんが即興で手書きＳＳ作成。自分もちょろっと参戦したけど、字の汚さに凹みまくった。漢字出てこなくて携帯使いまくり。
今後、字書きさんへのスケブ要請＝即興手書きＳＳ　になったら弓子さんのせいだ！！
空さんはいつものように紙を要求。あの、お願いですからお手拭きのビニールにルーク描くの止めて下さい（のちに弓子さんがゲットしてた）空さんに紙を提供した特典として、４作品ゲットｖ。
歌う順番待ちの間に、弓子さんの愛機ポメラさんをお借りする。
キーボードがかなりコンパクトだったけど、慣れれば非常に強力な武器になるなと実感。
メモ機能のみに特化しているから、ネットや動画に脱線しない優れもの！！＜そこかよｗ
んで、帰宅に間に合うぎりぎりまであれこれ歌い倒した後、解散。
栗鼠さんと弓子さんを自宅に連行。この二人は引き離しちゃいけない気がした。
しかし客用布団は一組のみ。私はコタツで寝るからいいとして・・・３秒悩んで結論。
『同衾させてしまえ！！』
しかしこれがのちのちまで響くことになろうとは。
日付が変わろうとしているのに、用意されていた唐揚げにかぶりつく金魚と栗鼠とグリズリー。
小腹も膨れたし、お風呂も終わったし。さあ、寝るか・・・という時。事件は起きたのです。
（以降延々数時間に渡って栗鼠さんと弓子さんがいちゃつきまくる。
チャットや日記でよく見かける『好きｖ　大好きｖｖｖ』＜二人そろって「すからさんに対する愛」を延々語り合ってた＜ここ重要　弓子さんが栗鼠さんに対して愛を語っていたわけではない。＜との指摘を栗鼠さんから受けて１９日１５時半に訂正）のを聞かされたり、なんか二人で足絡めあったりして布団の中でごそごそやってた。
挙句に朝には立派な子供まで生まれてた（笑）＜栗鼠ぐるみのゆりちゃんｖ

次回は二人の邪魔をしないよう、私は別フロアで眠ろうと思いました！！
実は未だに弓子さんの『すからさん好き、大好き、超好きｖｖｖ』っていう甘い囁きが耳に残っててですね（しかも流れ弾だし）字を見ただけで嬌声強制再生状態。
何かで上書きしないと脳がピンクに染まってしまうｗｗｗ

明けて日曜。
軽く朝食を済ませて集合場所に出動。
空さんお勧めのインドカレーのお店に行く。ここは４月に一度連れて行ってもらっていて、美味しいのは確認済み。うきうきとみんなでランチコースを注文したのはいいけれど。
Ｑ「辛さはどうしますか？」Ａ「１５倍で（でめりすゆみこ）　ノーマルで（空美空）」と注文したのが、来たのが１５倍４、ノーマル１。空さんのまで辛くなってた！！
カレールーの上にぐるぐると渦を巻く強烈な赤色に慄いて、とりあえず混ぜ込んだのが悪かった。
一口。ん、おいし・・・カレーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！
内臓の形が分かるほどびりびり来ました。でも美味しいんですよね。辛さに負けない美味しさ。でも辛い。水を飲んでも口の中はひーはー！！ニューカマーになる勢いでひはひはしてたら、お店の方が見かねたらしく「クリーム入れる？」と聞いてくださったので、即お願いしました。
たぶん生クリーム、かな。入れると入れないでは大違い！！　ずいぶんマイルドになりました。
ただ一人、クリームを使わなかった弓子さん。
めっちゃ輝いてました。勇者だよ弓子さんは！！
それでも後から辛さは来るんですが大丈夫、これでルーは全部食べられる。
食後のラッシー（インド風ヨーグルトドリンク）が非常に美味しかったですｖ
そこから先は空さんちに移動してのドンちゃん騒ぎ。
（ここからはある程度割愛。　弓子さんと美空さんががちがちに固まってた空さんのボディを念入りに揉み解していたり、栗鼠さんの真剣な顔がめちゃかっこよかった）
気遣いの白い鳩こと美空さんがポーションドリンクを提供してくださったんで遠慮なくいただくｗ
こーひー×炭酸水＝外観黒ビールになる事を発見。めっちゃ泡たちまくり。
あっという間に過ぎる時間に「ずっと今日だったらいいのに！明日起きたら土曜日だったらいいのに！！」って言いながら、みんなを各駅まで見送って、帰宅。

かなりはしょりまくった内容ですが、おおむね嘘はついてませんｗ

総括すると。
オフ会は予定を詰め込みすぎず、まったりやると吉。
インドカレーは無茶な辛さを求めない。辛くしなくてもとびきり美味しいですから！！
栗鼠さんと弓子さんはわんせっと。血の繋がりないのが不思議。
美空さんはチャットとリアルで印象の差大、華奢で可愛いｖ
空さんはいつでも紙とペンが必須アイテム。全盛期よりは落ち着いた（本人談）とはいえ、未だリナ胃袋健在。オレンジジュースＬＯＶＥ。

Ｐ・Ｓ　月曜の夜まで胃が熱かったです。

写真も撮ったんだけどあらから栗鼠さんが載せていらっしゃったのでこちらも割愛ｗ

栗鼠さんがお泊りに来てくださいまして。栗鼠さんの尻尾に巻きつけられた弓子さんが同梱状態でいらっしゃいました。
この二人の会話が面白すぎて入り込む余地がまったくない！
なんてこったいｗｗｗ

んで、昨日今日楽しい時間を過ごし解散の頃には寂しくなりまくりんぐ。
空さん美空さん弓子さん栗鼠さん、みんな遊んでくれてありがとうございました！！
詳細は明日にでも。眠くてもうダメ。おやすみ。
あ、安いペンタブ注文しました。モルブログをもっと充実させますｖ

してました。寒さがこたえたらしくコタツの住人に逆戻り。
チャットにも中途半端にしかいけなくて一人で寂しくなる始末。＜自業自得です
とりあえず今日は休みなので掃除して洗濯してあれこれでかけて支度します。
あ、今テンさんが寝返りった。後ろ足をもじもじして、重たいお尻をとてっ。って。
あーかーわーいーいー！！

拍手、メッセージありがとうございますｖｖｖ
お返事はちょっと待ってねｖ

やってます。
ちょっと書いてるのがありまして、それを完成させたらオレ・・・次は原稿やるんｄ（ゲフッ！！）的な感じで。

〆切があるものを先にやれよ！！という突っ込みが全方位から飛んできそうですが、両方頑張る！！ってことで、なんとかやっていくつもりです。たぶん今月後半は更新できない・・・かな、たぶん。
（逆にずっと何かを打ち込んでいるはずなのでＳＳＳとかに逃げる可能性も無きにしも非ず）

あ、そうそう、一応ツイッターやってたりします。
いつもの名前は既に使われていたので、より実態に近いdamekinでアカウント取ってます。
ガウリナなことよりもほぼ日常の戯言＆ぼやきなので、おもしろくは・・・ないです、たぶん。
非公開設定にしておりますので、それでもいいや、覗いたろうって方はフォローリクお願いいたします。もちろん剥がすときもお好きに剥がして下さって大丈夫です。

えーと、現在４日ＡＭ5：05　爽やか？　な朝です。

昨日というか、２日の夜から３日の夜までプチオンリーお留守番チームとしてＤｏｎ’Ｔ　ｔｏｕｃｈ　すからさん　ちに　入り浸ってたわけなんですが。

まずはプチに参加された方、プチに参加しつつ留守番チャットにも携帯などで参加しておられた猛者（特に弓子さん、あなただ！）、純お留守番のお仲間ｖ　お仕事などでどっちにも参加できなかったんだよう！！という方も。
みんなみんな本当にお疲れ様でした！！

えーと、留守番なのにあまりにも濃い一日半だったので、かいつまんで記録しとこうかなーと。

とりあえずお邪魔しまくってたチャットは凄かったです。悲喜交々、愛憎入り乱れエロ発言（ゴメン、私でめち　今あなたの後ろにいるの（嘘））やら情報交換に原稿修羅場報告やらプチ会場レポ、更には個人指定爆撃（内容は押して知るべし、南無）　私、遠隔操作モードで暗躍してましたｖ　ヤミーさん、その節はお世話になりましたｖ

んで、深夜に「拍手こなーい！」って叫んでたら（最近悪戯こなくなった、寂しい）、ちょこさんと美空さんが愛をくれたｖｖｖ　二人とも良い人！！

深夜に延々ハートビート聞きながらＳＳ書いてうさみみ喫茶に投稿、ちょっと寝て、ちゃちゃりりさんと寸劇やったり、潜ってＳＳ書いたり、起きて、チャットに行っては消えを繰り返す。寝ぼけてると打鍵がおかしくなります（笑）
すっかり寝不足が堪えるようになっちゃってるんで、ふやふやしたまま夕方まですごし、頂いたリク未消化のままこっそり拍手更新したりなんかして、夕方。

現地（プチオンリーアフターカラオケ会場）から電話来た！！
栗鼠さんからだった！！　着信後５分で気がついて掛け直したらカオスのような盛り上がりの向こうから旧装版１５巻１９２Ｐ１０行目のリナのセリフ判りますか！！　って。
（この時点で奇跡その１、　私の携帯、常にマナーモードなので着信あっても寝る前まで気付かないのザラ）
ええと、ものごっちゃに置いてるはずの我が家から、一分で出てきました１５巻（笑）
（パソの近くにスレイ専用本棚はない、ある程度読む分だけを本部屋から持ってきてる。奇跡その２）
んで、ひっしに読み上げてですね。ＯＫでたんで家事に戻ってたら・・・今度は空さんから電話ｗ　
ユバさんから電話来たけど分からないからって、うちに回ってきたｗ　
今度は写メ撮って空さんにユバさん宛てで転送お願いしたのが６時過ぎ。
なぜか、メールが空さんに届いたのは夜８時！！
これはもう、栗鼠さんとゆみこさんの呪いだと思った！！（実際栗鼠さん弓子さんチームは優勝したそうです、おめでとう！）

さらにお留守番チームはチャット内で喪モード→絵チャ発動→すからさん、Ｋａｉさんがどんどん描いてく。すごい！！惚れる！！、これはもう。これは空さんに知らせねば！！　よし、空さん召喚すっぜ！！→素敵絵師様３人（Ｋａｉさん　すからさん　空さん）で　素敵ガウリナ色紙っぽいの完成！！
いっつも言っちゃうんですけど、絵師が描いているのをリアルタイムで観る度に「魔法使い」がいる！！って思うんですよ。絵チャ考えた人偉い！！
多大な愛と時間を使って研鑽した魔法を惜しげもなく披露して下さるって意味ですのでね！！＜絵師様に宛てて

この後どうなったのかは、私知らないのです・・・眠気に負けて風呂にも入らず寝ちゃったので（涙）　早朝である今、こうして日記を書きながらチャットに潜入して・・・一枚のお宝をゲットしたところで、一端筆を置こうと思います。

さてと、そろそろ本気でやばいんでシャワーして出勤準備行ってきます！

すごいですＩＮすからさんチャット。
昨日だけで何回萌え死んだことか・・・なむ。
こんな死に方なら大満足ｗｗｗ

日記投下シリーズ（？）

先月桜をテーマに書いてて、載せるのやめようと思ってたのを見つけたので。
せっかくＧ・Ｗ（しつこいようですが私にはガウリイ・ウィーク以外の呼び方は認めない（笑）＜命名＠栗鼠さん）



「へ？　なんて言ったの？」
いきなりでなんだけど、今、あたしはガウリイに手を取られて引きずられていた。
「ちょっと足を延ばさないか、って」
いつもと違う強引な連れの態度に驚きつつとりあえず足を動かしてみてるんだけど、ほんとに何がどうしたのやら。
別にガウリイについていくのが不安なわけでも不満なわけでもないし、特に用もないんだけど
用件も目的地も明かされずにあてどなくひっぱられ続けるのはちょっとヤだったりする。
だけど、時々あたしの方を振り返りながら先を急ぐ彼の、ウキウキした顔を見ちゃったらもう、
仕方がないから付き合ってやろう。と、子供を見守る母親のような心境になってしまう。

てくてくてく。

たわいもない話をしながら、タイミングを見計らって行き先を尋ねてみても、ガウリイはいたずらっ子のように
笑みを浮かべて「それは秘密だ」と、昔の知り合いのマネをするだけ。
そうこうするうちに少しずつ日が傾いて、涼しい風が流れ出す。
今歩いているのは山に続く細い道、この先には村もなければ人家すらない。
昨夜、次の目的地を決めるべく読み込んでいた地図がそう示していた。
まさか、ガウリイの方から盗賊いぢめのお誘い！？
……そんなわけないと知っていながら期待してしまうって、これはそろそろ我慢しないで行っとけっていう天の啓示かもしれない。
明日さっそく出かけるか、先手を打たれて妨害されたらどうかわそうかと悩んでいると、唐突にガウリイの足が止まった。
「ついたぞ！」
ポン、と、肩を叩かれて視線を上げた先には。

一面の、空を覆いつくさんばかりに咲いた、淡いピンクの花、花、花。

藍色の闇の中、木々の間でほんのりと光っているのは、誰かが放ったライティングかなにかだろうか。
空の闇を背景に地上の光に照らし出された花達は、風が吹くたび儚くその花弁を散らせ、雪のように舞いながら地上へと降り積もっていく。

いきなり現れた幻想的な光景に心を奪われたあたしは時間も忘れて見惚れていると…突然、唇に何かが触れた。
「お疲れさん」
かけられた声に意識を現実に引き戻されて、目をしばたいてそれを見ると真っ赤で丸くて、ちょっぴり冷たい。
「リナはこれ、好きだったろ？」
あたしにそれを突きつけながら、もう一方の手で同じものを支えて笑うと、オレも好きなんだと一口齧って頬を綻ばせた。
白い歯を突きたてられてパリリと割れる真紅の球。
内から覗いた果実の白が奇妙に眩しくて、どうしてだか今は見えない天上の月を連想させた。
「確かに好きだけど。ガウリイ、あんたよく見つけたわね」
押し当てられたリンゴ飴を受け取って舐めると、懐かしい甘さと香りが舌の上で踊る。
「昼間にちょっと、な。　そん時にここのことを教えてもらって下見に来た時に売ってたんだ。
昔からここらはちょっとした名所でさ、リナに見せたら驚くかなって」
ガウリイはちょっぴり照れ臭そうに話しながらあたしの様子を伺ってるけど、どう答えればいいのか言葉が出ない。
道中偶然見つけた場所だとか、名所旧跡だと知って出かけたことはあってもこんな不意打ちは初めてだ。
こんなにもあっけなく、子供の頃からの憧れが、形だけ、叶ってしまった。
「…リナ？　怒ってる…のか？」
怒る理由なんてなにもない。
これはガウリイの純粋な厚意だって判ってる。
小さく首を振ってそうじゃないと示してみても彼は納得しなかったらしく、そっと身を屈めてあたしの顔を覗きこんできた。
至近距離で見るガウリイは、やっぱりそのまんまガウリイで、すっかり馴染みきった優しい笑顔がスッと心に溶け込んだ。
どうしてこいつはあたしの望みを叶えてくれるんだろう。
こんな、まるで逢引のように連れ出したりなんかして。
どう責任とってくれるのよ。
ガウリイったら、思いつきでこんなことまでしちゃうなんて。

さらさらと散る花弁は、まるで心に流れる涙の身代わりのようだった。
「怒る…わけ、ないじゃ、ない。　あんまり綺麗で、びっくりして。ことばが、でてこなかった、だけ」
震える唇が紡いだ言の葉は、切れ切れでたどたどしくて、動揺してるって知られてしまうに決まってるけど。
お願い、これ以上追及してこないで。
春の夜、二人きりでこの花を見る。
それがあたしの故郷の求婚作法だなんて彼が知る由もないんだから。
「じゃあなんで、そんなに固まってるんだよ」
硬い声と、差し伸べられた大きな手。
心配そうにあたしを見つめる青い瞳。
金色の髪の、世界で一人だけのあたしの相棒。
この雰囲気に呑まれたとか、恋する自分に酔ってるとか、憧れに浸ってるとかそういうんじゃない。
ずっと、ずっと、あの日からこの気持ちは胸の奥に棲んでいた。
こんなにも苦しくてこんなにも愛しいのに、一方通行の想いを伝える勇気が出ない。
最初は甘くて、知るほどに酸っぱくなったり苦くなったり。
まるであんたがくれたリンゴ飴みたいじゃない。

「…オレは、謝らないからな！」
突然声を張り上げたと思ったら。
ガウリイが、あたしにぶつかってきた。
どしん。背中が幹に当たって、勢いで仰のいたあたしの唇に柔らかなものが重なった。
何が起こったのか理解できなくて呆然としていると、ざらりとしたものが頬を滑る感触がして
唇を塞いだものは、何度も啄ばむように触れては離れてを繰り返してる。
好きだ、そう聞こえた気がした。
幻聴でもかまわないから、もっともっと聞きたかった。
いつのまに目を閉じていたのか、青色しかない世界が嬉しかった。
目の裏に広がる世界が全部、ガウリイになったようで。
ぎゅっと、抱きしめられてるような錯覚。
締め付けられる圧迫感と、かかる重みと体温がリアルすぎて。
やっとあたしは、現実と向き合う決意を固めた。

「いい加減にしろ！　お前さんの考えることなんか全部わかってんだ！！」
噛み付くように叫んだガウリイは、本当にあたしを追い詰めて抱きしめていた。
「どうしてオレを信じない！　人の気持ちを勝手に決めつけて黙殺しといて、なんで一人で泣くんだよ！！」
大の男が。
あのガウリイが、あたしの肩に顔を埋めて泣くだなんて。
「今まで旅してきたのも、これからだってオレがリナといたいからいる。
その事に誰にも文句なんか言わせねぇ。それがリナ、お前さんにでもだ！
ここに連れて来る意味だって解ってやったし、今更お前さんに拒否権なんぞないからな。覚悟しとけ。
オレがどんなに真剣にリナを欲しているか、欠片も疑えなくなるまで教えてやるよ！！」
嘘だ。
こんなのありえない。
嬉しい。
あたしもガウリイと一緒がいい。
頭の中で鳴り響く否定の言葉と歓喜の感情が入り混じりせめぎあってあたしの心を混乱させる。
「世界がどうだとか責任があーだとか、そんなもんどうでもいい！！
何も知らない、何もしなかった奴らの言う事なんか聞かなくていい！！
オレの声だけ聞いてればいいんだ、リナ、だから！！」

「……わかった。こわかったのよ、自分だけ幸せになることが。
どんなに強がったって、貪欲に生きようとしたって、忘れる事なんてできないから！！」
「無理に忘れろなんて言わんさ、だから一緒に生きるんだろ？」
耳元で囁かれた声は頼もしくて、心強くて、迷ってばかりだったあたしの心を一刀両断にしてくれた。



罪のリンゴは二人で齧って飲み込んでしまえばいい。
知恵の象徴である赤い果実は、罪という名の真紅を纏ったまま地面に転がり落ちたから。
その先にあるのはなにか知る術はないけど、もう、一人じゃない。
笑んだ先には優しい笑顔があって、手を伸ばせば指を絡めて慈しみ合える人がいる。
風に飛ばされ散り続ける夜桜の下で、あたし達は誓いの口付けを交わした。


１５分ほど日に当たっただけで項の辺りが焼けて痛い・・・orz
日焼け止めは必需品です、マジで。

ゴルゴ雇うだの、正座だの言われてるから追撃かけにコンビニ行ってくるｗ

詳しくは素敵企画発動中の　Ｄｏｎ’ｔ　Ｔｏｕｃｈ　すからさんちでｖｖｖ
よし、「はいぱーうさみみ喫茶　ら☆てぃると」の営業広報活動完了ｖｖｖ

昨日ツイッターで　何をしている　の陽子さんとお約束した通り写真のっけました♪
（大きさ比較にボールペンを写してみました）

材料はハウ○のゼリーエース苺。
２袋いっぺんに作って、生の苺もＳＳサイズ１パックどどんとヘタとって転がしたという、お手軽かつ横着な一皿ですｖ
ささ、カレースプーンでよければｖｖｖ

そういや昨夜からすからさんちが大変らしい。
5/3のスレイヤーズぷちおんりーが羨ましいからひねくれ企画
「はいぱーうさみみ喫茶ら☆てぃると」開催中だそうです。

最近はすからさんを喜ばせたい一心で拍手ＳＳ・・・じゃかった、感想頑張ってたんで、今日も頑張ろうと思います！
あ、昨日の無記名だったっていうガウ記憶喪失もの。名乗るの忘れてたっけ？？？って首捻ってたけど、たぶん名乗ってた！！　すからさんのいぢわる、でも大好き！！

・・・ところでハートビートクロックタワー連続再生が止まりません。
サビの部分の声の伸びが好きすぎる。
ＫＡＩＴＯ大好きだ！！！！！！！！
あ、この曲聴いてＫＡＩＴＯぎこちない、って感じた方は「ＫＡＩＴＯの本気タグ」でいっちゃってください。Ｓｗｅｅｔ’ｓ　Ｂｅａｓｔ　も良いですよ♪
旧式のエンジン１でも愛と手のかけ方次第で追加音源パックでたミクとも互角に渡り合えると信じてますから！！
全ＫＡＩＴＯ遣いさん、ＭＥＩＫＯ遣いさんも、応援してます！！